2023/01/10 12:13
アマゾンの森が、静かに育んできた木の実から搾られる、やさしい金色のオイル。
それが「パラカシオイル(Pracaxi Oil)」です。
古くからブラジルやアマゾンの先住民たちによって、
傷を癒し、髪や肌を整える“森の万能薬”として使われてきました。 パラカシ(Pracaxi)は、学名Pentaclethra macrolobaという高さ35m、花は最大20㎝、果実は最大25㎝にもなるマメ科の高木。パラカシという名前は、トゥピガラニー語で臭い樹、匂いの強い樹を意味します。種子を乾燥させ、圧搾することで抽出されたオイルは非常に栄養価が高く、お肌を再生するパワーが強く、ミラクルオイルといわれています。ブラジル北部やガイアナ、スリナムの先住民の間では、伝統的な医療・美容・儀式の一部として用いられてきました。
特に火傷や虫刺され、傷のケアとして重宝され、また髪に輝きを与え、肌を保護する“自然のバーム”のような存在でもありました。
肌や髪を汚染や環境から守るバリアとなる脂肪酸、ベヘン酸の含有濃度が天然のものでは最も高濃度となります。また、主にオレイン酸(オメガ9)とリノール酸(オメガ6)という多価不飽和脂肪酸を非常に豊富に含んでおり、ハリを促進。ヘアケアやスキンケアに使用すると、保湿、潤滑、抗炎症作用があり、次のような効果があるといわれています。
🌿身体への効能と使い方
効能:
- 傷や炎症、火傷のケア
- 傷跡の形を防ぐ。色素沈着に効果的なトリートメント。
- 傷跡、および永久的についてしまった傷も再生する。
- 虫刺されやかゆみの緩和
- 乾燥肌、湿疹、アトピー肌の保湿と修復
- 髪への栄養補給と保湿、髪質の改善
- 妊娠線の目立ちにくい肌にする。
- 強力な抗菌作用、殺菌作用、抗真菌作用、抗寄生虫作用、抗出血作用
- 吸収性が高いため、パラカシ油と組み合わせると、他の成分の効果が高まる。
- 肌や髪を再生し、柔らかくする。
- かゆみや赤み、ケロイド、妊娠線、表情線、ニキビ、ホルモンの乱れによってできたシミ、アンチエイジング、ヘアケアに
使い方:
- 少量を手のひらに取り、顔・身体・頭皮・毛先など気になる部位に塗布
- 傷跡や虫刺され部分にはピンポイントでやさしくなじませる
- コットンに数滴たらして気になるところにパック
- 乾いた髪につけてタオルをまいて15分~一晩おいてから洗い流す
- 洗った髪に数滴つけてから乾かす
- お使いのスキンケア、ヘアケア製品に加えて使う
🌿エネルギー的・スピリチュアルな効能
パラカシの木は、水のそばに根を張り、粘り強く生きる植物。
そのオイルは、身体の境界線をなめらかに整え、守る力をサポートしてくれると言われています。
- 「エネルギー的な保湿」とプロテクション
- オーラフィールドを包み、安心感をもたらす
- 肉体とのつながりを深め、自己感覚を取り戻す
- 子宮や第1・第2チャクラをやさしく守る
ヒーリングや感情の解放ワークの後、「統合」や「包みこむケア」としての使用もおすすめです。

アマゾンの部族たちは、こう語ります。
「パラカシは皮膚を癒すだけではない。心の皮膚もやわらかくしてくれる」
彼らはこのオイルを、
- 出産後の子宮ケアに
- 女性の月経まわりのケアに(腹部や仙骨への塗布)
- 戦士や狩人たちの身体を休める夜のケアに
- 子どもやお年寄りの皮膚の守りとして
とても丁寧に扱ってきました。
また、森と水の精霊とつながる儀式の前に、
身体を清めるためにもこのオイルが使われたと伝えられています。
さまざまな使い方
- 夜のリチュアルに:お風呂上がりに腹部や胸に塗りながら深呼吸
- 月経前後に:下腹部や骨盤まわりにやさしくなじませる
- セルフヒーリングワークのあとに:ハートや手足に塗布して統合を助ける
- 香りをつけてアロマオイルとして(精油とブレンド可)
- 石鹸、ナチュラルコスメ作りに
🌿使用上の注意
- 傷口には清潔な手で使用し、感染に注意する
- 初めて使用する場合は、腕の内側でパッチテストを行ってください
- 酸化を防ぐため、直射日光を避けて保管
- 食用ではありません
- オイルは18度以下で凝固し、バターになります。
パラカシオイルは、強さではなくやわらかさで癒すオイル。
肌にも、こころにも、そっと寄り添ってくれる存在です。
日々のセルフケアを、ただの習慣ではなく自分をいたわるリチュアルに変えてくれるような、そんな静かなちからを秘めた植物の贈りもの。
あなたの手のひらから、その優しさが広がっていきますように。
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